苦手なものと言ったら『バナナ』

わたくしの苦手なものと言ったら『バナナ』でございます。

写真のバナナは、自分で食べるつもりはなく、家族に食べていただくのであればと美味しいであろう感じのする商品をチョイス。
撮影が終わってしまえば、わたくしには用なしでございます。
しかし、この後、わたくしにとって衝撃的な言葉を家族から聞くこととなるのでございます。

「これ、誰が食べるの?俺要らないよ。。。好きじゃないし。。。」

「えぇ~!!」

今のいままで、わたくしに関わるすべてのバナナを引き受けてくれていた家族。。。
フルーツパフェの飾りのバナナ、まるごとバナナや東京ばななのバナナの部分。ダイエット食品のセットパッケージに必ず含まれてしまうバナナ味ゼリーなど。。。好きじゃないって。。。
出会って十数年、家族に押しつけ続けていた『バナナ』
好きじゃないけど、食べる事が出来るとの理由で引き受け続けてくれたようでございます。
てっきり、わたくしは好きなのかと勘違いしてて。。。
ほんとうにごめんなさいでございます。
そして、いままでありがとうでございます。

なぜゆえ、苦手なのか。。。

それは小学生時代にさかのぼり、同級生が夏休み明け机から取り出した約1か月間放置されたその物体。その風貌と香りにめまいを覚え。。。情景は思い出せてもその物体自体にはなぜか画像処理がされているかのようで、思い出せないのでございます。それだけ子供のわたくしには衝撃的であったのでございましょう。

この夏、カブトムシを捕獲する企画のテレビ番組で、トラップにバナナに焼酎をかけたものを使っておりました。仕掛けた翌日の映像に映るトラップには映像処理が施されていて、わたくしは世間一般的にお見せできないものを子供のころに目撃してしまったようでございます。
Sato